2014/02/24

Fastpacking Gear for a Overnight



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Ultimate Direction PB Adventure Vest
 
ファストパッキングで里山へ。



週末、チヨちゃん、サンポさん、Ukaiさんらと久々にものぐさハイクをする予定で楽しみにしていたのだけれど都合が合わず流れてしまった。
 
ITJも来月に控えているので気分は走りたい感じ。
 
以前よりやっているウルトラライトハイキングを更に突き詰めて走れるレベルまでギアを軽量化、小型化してオーバーナイトのトレイルランニングを実践してみようと思った。
 
 
 


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Packing List
 
MONTANE Featherlite Smock 105g
 
MONTBELL バーサライトパンツ 93g
 
Black Diamond Spot Headlamp 90g
 
OMM MountainRaid 385g

 
FIRST AID KIT 110g
 
SOL Heatsheet Survival Blanket 82g
 
KLYMIT INERTIA X-LITE 175g(ポンプ抜き)
 
 
Z-packs Carbon Fiber Tent Poles 52 inches 60g
 
Ultra Light Carbon Peg  (MYOG) 10g (シェルターのポールとして)
 
Vargo Titanium Tent Stakes pegs Ultralight and HILLEBERG Ypegs  (8.5g×6,16g×3)100g
 
Ultimate Direction PB Adventure Vest 340g
 
ASTRO FOIL 450mm×250mm 40g (厚みがダブルのタイプ。座椅子兼下半身マット)
 
macpac Tyvek 25g
 
Base Weight:1883g
 
 
salomon soft flask 500ml (30g×2) 900mlの水 960g
 
Shotz(45g×3) 135g
 
日清 どん兵衛 リフィル 70g
 
Total Weight:3048g
 
 
トータル3048gとなりましたが実測は約3100gでした。と自分用に備忘録。
 
 
 
 
今回のシュラフはOMM MountainRaid 385g。

明らかに冬の気温だと寒いのは分かっていましたがプリマロフトなのを活かして(化繊なので湿気でロフトがつぶれにくく洗濯が容易)シュラフをエマージェンシーブランケット(以後EB)で包んで簡易VBLを着て寝てみようかと。

VBL(vapor barrier liner)とはベースレイヤーの上に非透湿の物を着て体熱を閉じ込める方法。

MONTANE Featherlite SmockとMONTBELL バーサライトパンツは透湿性能はゴアやeVentに比べると劣るので(その分軽量)簡易VBLジャケット&パンツという事で。
 
 
 
非透湿の服を着込む事でシュラフ側は乾燥した状態、そこにEBを巻けばシュラフが濡れずに暖かいってのがVBLのメリット。

今回の簡易VBLでも多少は効果あるだろうし(そもそも完全な非透湿の服を持ち歩くのは非合理のような)濡れてもシュラフが化繊だし連泊じゃないしってのが今回の目論見。

 
 
 
安心のヌクヌクシュラフで寝るのはいつでも出来る。
 
 寒すぎて眠れなかったら慣れた山だし駐車場までナイトハイクの下山でいいやと割り切っていました。
 
 
 
 
風が強かったのでキャプ4フーディーとタイツを履いてのトレイルランニング。
 
登山口を14時頃出発して色々走り回ってテン場に到着したのが17時でした。
 
 
今回のテン場は夕方3℃と夏の2000mオーバーの山を想定するのに良い気温。 
 
 


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 防寒着を持っていない為、到着後はそそくさと設営。

久々の自作シェルター。
 
高さを抑えてある上にシワ無くパンパンに張れるので時折吹きつける強風も余裕です。 





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寝床はこんな感じ。

PB Vestが枕だけど流石に微妙(笑)





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低山だけど良い眺め。

みんなで宴会ハイクも良いけど孤独なソロも好き。



 
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暗くなったらすぐに寝てしまおうと思いつつ夕日を眺める。 
 
 
 
 
 

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ここは山頂にもかかわらず水場があるのでラーメンを食べた後に ソフトフラスク湯たんぽを作る。
 
 ジップロックに入れてシュラフにイン。
 

王子さん、IMCOのライターありがとうございました! 
 
tetkさん、熱暴走もしないし火力十分で燃費も最高です。CHS Stoveありがとうございました!


カメラはiphoneなので夜の写真は無し。




睡眠の方は・・・

若干蒸れつつも湯たんぽが調子良くて前半ヌクヌクで眠れる。

23時頃に寒さを感じてEBぐるぐる巻き開始。

ジンワリと暖かさを感じつつその後に来る更なる蒸れ感。

多少の不快感はありましたが再び睡眠。

3時頃に寒いなーと思い4時に撤収の決断(笑)

朝方の山頂にある温度計で‐1℃でした。


まぁたったの385gのシュラフで朝方まで寝れたのでよしとしましょう。




湿った身体でいきなり外に出るのはヤバいので(水の熱伝導率は空気の25倍だとか)シュラフに入りながら撤収し着込んだまま走りはじめ下山。




予想通りの展開になってしまいましたがEB巻きのコツや快適温度、限界温度が分かったのが今回の収穫。

自分は多少寒さに強い方ですし個人差が大きい部分なので詳細は書かずにおきます。
 

ただ気温が5℃以上なら今回と同じ条件で朝まで眠れるんじゃないかと思いました。
 
5℃なら大体の夏山で眠れる気温だと思うとこの装備でテン泊するのが楽しみになってきました。

食事は小屋ですればそのまま実践出来そう。

またこの装備でなくてもいつか寒くて寝れない夜がきたら対処のレパートリーが増えたのは良い事。
 
 
 
 
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でもPB Vestでテン泊。

クセになりそうです。  
 
 
 


 

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